西日本ロードクラシック・羽根岡選手レポート
レース展開は、1周目から2周目終わりまで集団内の真ん中より少し後方に位置して走行。
2周目終わりの登りに入り、先頭3人+1人がペースを上げ、後方の人達が少し中切れする様な形で先頭との距離が開く。
Photo by@fuji_yuta_1051
自分は後方の中切れした集団内におり、自然と自分を含めた5人で第二集団が形成され、その中でローテを回しながら8周目まで走行。
途中第二集団は1人減って4人となり、8周目終了時に全員足切りとなる。
初めてのレースで緊張も不安も凄くあり、しかも雨の中でのレースであった為、私自身、『1番は落車なく無事に帰ってくる事。足切りだとしても、どれだけ後ろであっても、集団に遅れずついていける様頑張る事。』を目標に臨みました。
結果的に、8周で足切りとなってしまいましたが、第一目標であった落車なく無事に帰ってくる事は達成でき、無事にレースを終えられた事に安堵しました。それと同時に、足切りになってしまった事で、もっと長くレースで走り続けたかった。という思いも出て来ました。
先頭集団から離され第二集団内で走行中、このまま第二集団内で頑張ってついて行き、ペースが上がれば先頭との距離も縮められるのではないか、と考えていました。
しかしそう甘くはなく、自分達の集団のペースは徐々に落ちており、対する先頭集団のペースは上がり続けていました。途中、バイクに乗るレース関係者から、先頭集団との差は2分と伝えられましたが、それ以降は何も言われず、私自身そこで「先頭とのタイム差はまだそこまで変わっていないのではないか」と考えてしまい、足切りになるまで、まさかそんなにも開いているとは思っていなかったのが正直な感想です。
Photo by @t_moto8823
初めてで分からない事だらけでしたが、先頭集団はこんなに速いのだ、と今回のレースで実感し、3周目に入る瞬間に距離を離されたら時、そこで何としても頑張ってついていかなくてはならなかったのだ。と学び、新たな経験ができたと感じております。
今回の初レースを経験にし、次回は自分の記録を少しでも更新できる様、再び練習に励もうと思います。