VC AVANZARE 公式

自転車チームVC AVANZAREの公式ブログ。

秋吉台カルストロード、山科選手レポート。

秋吉台カルストロードレース
Eクラス   1周回29.5㌔×2=59㌔

2位

 

前半戦からの中休みを挟んでのシーズン後半戦、Eクラス混合で2位に入る事ができ残りのレースに向けて良いスタートが切れました。

今回のレースはいつもどうりイナーメ様のアップオイルを塗り、雨だったので更にレインジェルを上塗り。レース中に脚が冷える事が無くて凄く良かったです。
ローリング開始と同時に安全な範囲内でキャプテンと前方に上がり、リアルスタート。
アタックをする選手もいましたが、集団有利の区間もあるため決定的な動きまではいかない様子でした。
序盤に置いては凄くスローペースで集団内に居た自分は、何度か少し位置を下げてしまいました。下り区間に入り中切れが多く発生していたので隙を見てポジションを上げていき、丁度往路と復路の境となる短い周回区間を通過しカルストロードへ。この時で50番前後でした。
そして復路後半、ゴール前に待ち受ける登りへ向けての下り区間。前日に監督からのアドバイスで「カルストベルグ(通称)の登り区間は前方で入らないとしんどいよ」とアドバイスを頂いていたので下り区間では他の選手より余裕があると感じれていたため20番前後まで位置を上げていき、登り区間に入りました。
登り区間はマイペースを守りそれほど脚を使わずに10番辺りまで上がっていき、後続のバラけや中切れによって自分の居た先頭が自然に10人程の逃げ集団となりましたが、ペースが上がらずローテーションを2度回したぐらいで後続のメイン集団に追いつかれました。
この段階では追いついてきた選手の疲労の色を伺う限り、まだ自分は消耗が少なく脚には余裕があるかなと思いました。
その後、どこで逃げができたのかは見落としてしまい把握出来ていなかったのですが、折り返しの短い周回区間で35秒差があると知らされ、やがて集団はペースアップ。前に逃げていた選手をカルストロードで吸収しました。
カルストロードを過ぎ下り区間への入りは20番前後だったので更にポジションアップを試み、10番前後までジャンプ。
登り区間へ入りカルストベルグへ向けて早掛け(先行)する選手もいましたが、反応せずここでもマイペースを守り4番手。カルストベルグを過ぎてからペースを上げていき、ゴール手前で1人を交わし2位なりました。
1位の選手とは2秒差もあり全く届きませんでした。
E1に上がって4戦目で2位という結果が出たのは嬉しかったですが、1位の選手は17歳と若く悔しい気持ちもあります。
今回のコースは登りのキツさもありましたが、下りのスピード域も速く、下りは得意意識を持てているのでそれを活かせて良かったと思います。

次戦は輪島を予定しています。
クライマーの選手が活躍出来るぐらいの長い登りで私には分が悪いですがあと2週間ほどあるので、さらに登りを強化して臨みたいと思います。

今回の遠征に向けてホテルの段取り、運転や前日に試走などをして頂いた河原選手(兼コーチ)そして監督。ありがとうございました。
おかげで安心してレースに望むことが出来ました。また、チェーンとカセットの機材提供をして頂いた井澤様ありがとうございました。


皆様のご声援から頂く感謝の気持ちをまた一つ形に出来て良かったです。
これからも沢山の応援よろしくお願いします。